スポーツ選手のケアを目的としてスポーツ医科学に基づいて開発されたスポーツマッサージと、
滞りやすいリンパ液や血液の流れを改善し、体内の毒素や老廃物を取り除くリンパマッサージとを 同時に行なう手技です。
なかなか取れなかった慢性疲労や精神疲労を取り除き、自然で健康な身体を素早く取り戻すマッサージです。
スポーツマッサージと言っても、色々な施述方法がありますが、当サロンで行っているものは、一言で言えば、筋肉を転がすやり方。通常スポーツをする場合、筋肉は縦に動きます。それを横に動かしてあげる。つまりは、寝ながらにして軽い全身運動をしていることになるのです。
また、強めのマッサージが好きな方でも、それほど圧は強くないのに、真に届いている感じがわかるそうです。
実際に不必要に強い揉み方に慣れてしまうと、筋肉はどんどん硬くなってしまうと言うこともありますので、ご注意を。
表面の筋肉は解れていても懲りを感じる方は、真の筋肉(インナーマッスル)が硬い場合が多いです。この筋肉をしっかり捉えて動かしてあげることが大切です。
スポーツマッサージは、筋肉を転がすことによって、全身の血流を促し、血管に沿ってあるリンパ管(リンパ管自体は自発的には動かない)の中のリンパの流れを良くし、体中の老廃物を流します。ですので、終わったあとにカラダが軽く感じるのですね。これは、スポーツをした後にカラダが軽く感じるのと似ていると思いませんか?
リンパとは、全身を網の目のように張り巡らされている「リンパ管」。
その管の中の流れている「リンパ液」。
※リンパ液は血液の成分から赤血球を引いたもので、ほとんど血液と変わりません。
鎖骨やわきの下などにある「リンパ節(リンパ管の中継点)」。
これらを総称したものをリンパといいます。(リンパ系とも呼ばれます。)
心臓から勢い良く送り出された血液が栄養や酸素を運ぶのに対して、リンパは体内で不要になった
老廃物や疲労物質を回収して運ぶ「下水道」のような役割を果たしています。
【リンパの役割】
リンパには、大きく分けて「排泄機能」「免疫機能」の2つの役割があります。
リンパの流れが滞ると、余分な水分や老廃物、毒素が体内に蓄積されて免疫機能や栄養素の
取り込みまで正しく行われなくなり、むくみやたるみ、体調不良など、様々な障害が現れます。